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流れのない川 『空堀川』 放射線量測定依頼のため土壌の採取

6月2日 からからに乾ききった空堀川、明日は雨の予報。今年も河川内の放射線量測定の為に河床の砂を採取。原発の事故からどのような変化があるのか、安全・危険ということもあるでしょうが、少なからず環境の変化があるのであればそれをきちんと数値化して記録を残さなくてはと思うのです.
昨年同様今年も柳瀬川3か所、空堀川3か所の土壌を採取し水分を切り、8日に測定をして下さいます所に持参の予定。河川構造の違いか、昨年は空堀川の方が放射性セシュウム134・137の数値が高い。

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上流東村山が瀬切れをしても、標高差のある清瀬はこんなに乾くことは珍しい。
梅坂橋右岸、雨水口の先ず土を採取。

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上流にカメラを向けてもカラカラです。

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土壌採取の2番目は、イネ科の草が繁茂する下の大きな穴の堆積物から取りました。

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3番目は落差工がつくるいつも水のある淵、その干上がった底の土を採取。

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近くに咲くナヨクサフジ(マメ科)ヨーロッパ原産の多年草。農地の緑肥や飼料用に輸入されたものが野生化、近年河床にかなり見られます。

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セイバンモロコシ(イネ科)外来種も伸びてきました。目につく物は抜き取りますが、根の地下茎には新芽がたくさんつき、繁殖します。

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乾ききった河床の野草も干からび雨を待っています。

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ほうずきの葉裏に産み付けられた虫の卵。日の光に美しく輝いていました。

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