今日も出逢えました タヌキとコジュケイ
中里緑地の林床には、3月早々から咲き続けた「ヒロハノアマナ」ユリ科の花は終わり、果柄を伸ばしながら果実を稔らせます。雨がなく乾ききた林床でカタクリ・ニリンソウ・ヒメニラ・アマナ・タチツボスミレなどが可憐な花をつけています。今日はカタクリパトロール当番。ウグイスの地なき、忙しく囀り飛び歩くシジュウカラ、にぎやかです。



せせらぎ公園の散策者の途絶えたすきにコジュケイがのんびり出てきて水のみです。



狸も林の中でのんびり毛づくろいでしょうか、時々顔が合いにらめっこです。これはすぐ近くにある狸のトイレ。

タヌキのすぐ近くに咲くアマナ(ユリ科)ヒロハノアマナが終わってもアマナはしばらく咲きます。

柳瀬川の土手沿いに咲くレンプクソウ(レンプクソウ科)。別名は花径の上に小さなみどりの花を5つつけることからゴリンバナ。



せせらぎ公園の散策者の途絶えたすきにコジュケイがのんびり出てきて水のみです。



狸も林の中でのんびり毛づくろいでしょうか、時々顔が合いにらめっこです。これはすぐ近くにある狸のトイレ。

タヌキのすぐ近くに咲くアマナ(ユリ科)ヒロハノアマナが終わってもアマナはしばらく咲きます。

柳瀬川の土手沿いに咲くレンプクソウ(レンプクソウ科)。別名は花径の上に小さなみどりの花を5つつけることからゴリンバナ。
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しいたけの穫れる季節? そして 金魚椿
清瀬市では、雑木林の萌芽更新や剪定を行った時に、その切り落とした枝などを蒔きやシイタケのほだ木として配布いたします。それは定期的ではなく林の手入れがあた時なのですが、28年の春配付の時、40㎝ほどに切ったほだ木にシイタケの菌を埋めた物を緑の基金に協力すると頂けます。
その小さなほだ木からシイタケが出るなどと信じられず、ただ裏の日かげに置き、植木の水やりの時、時々水をかけていたのですが、丸々3年目の今、知らぬ間にシイタケが出ていてびっくりです。


今日はお彼岸、我が家に恵まれたシイタケが寿司の具になるなんて、何て幸せ……。
きんぎょつばき(金魚椿)
ご存知ですか? 何年前か大島の椿祭りに行った時、はじめて金魚椿に逢いました。この椿の名前の由来は葉の先が金魚の尾ひれに似て3つに切れ込んでいます。その椿の根方にはたくさんの実が落ちていて、管理の方にお許しを戴いて3~4個持ち帰り、珍しい植物の育成に神の手を持つ谷野さまにお渡ししました。すごいちゃんと発芽させて、花芽がたくさんついた一鉢を下さいました。そして沢山の優しい花をつけました。



種子の芽出し、そして花までつくよう育ててしまうことに脱帽。いいとこどりをさせて頂き楽しんでいます。
その小さなほだ木からシイタケが出るなどと信じられず、ただ裏の日かげに置き、植木の水やりの時、時々水をかけていたのですが、丸々3年目の今、知らぬ間にシイタケが出ていてびっくりです。



今日はお彼岸、我が家に恵まれたシイタケが寿司の具になるなんて、何て幸せ……。
きんぎょつばき(金魚椿)
ご存知ですか? 何年前か大島の椿祭りに行った時、はじめて金魚椿に逢いました。この椿の名前の由来は葉の先が金魚の尾ひれに似て3つに切れ込んでいます。その椿の根方にはたくさんの実が落ちていて、管理の方にお許しを戴いて3~4個持ち帰り、珍しい植物の育成に神の手を持つ谷野さまにお渡ししました。すごいちゃんと発芽させて、花芽がたくさんついた一鉢を下さいました。そして沢山の優しい花をつけました。



種子の芽出し、そして花までつくよう育ててしまうことに脱帽。いいとこどりをさせて頂き楽しんでいます。
きよせ中里花だより
3月16日 清瀬市にも可憐な花を咲かせる美しい春の到来。



アズマイチゲ(キンポウゲ科 イチリンソウ属) 野塩・中里の緑地に多く出る多年草で、葉の芽出しは多いが確実に花をつける訳でもなく葉の群れだけで終わってしまう年もあります。花茎の高さは10-15cm程。直径2-3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つけます。萼片は白色で8-13枚。花弁はありません。



ヒロハノアマナ(ユリ科 アマナ属)清瀬市中里緑地でまず最初に花が見られるのがヒロハノアマナです。清瀬市の林床には群生しますが、本州の関東〜近畿地方と四国に限られるとか、カタクリより希少植物です。花はアマナとよく似ていますが、違いはともに2本の線形葉がアマナより幅広く葉の中央に白い線が見られることです。

アマナ(ユリ科アマナ属)上のヒロハノアマナが開花すると間もなくアマナも開花。アマナは近隣の街でも林床だけでなく草原や川の土手にも咲いているのを見ます。葉は2枚、線形で長さ10-25cm、幅は5-10mmで葉の全体が緑色でヒロハノアマナと区別できます。(やっとつぼみを上げたアマナ)


3月17日に初めて花をつけたニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)深く裂けた根生葉を持つ。葉には、柄はなく群生します。多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、時には3輪のものもあります。
次々開花する早春植物はスプリング・エフェメラルと呼ばれます。


スミレでは先ず咲き出すのがアオイスミレ、花色は白に近いもの薄紫など。上弁は上に立ち、側弁は前側に突きだすように見えます。



植栽地のシュンランです(ラン科) 1株自然のシュンランでは見た事の無い花色です。たぶん園芸種。



アズマイチゲ(キンポウゲ科 イチリンソウ属) 野塩・中里の緑地に多く出る多年草で、葉の芽出しは多いが確実に花をつける訳でもなく葉の群れだけで終わってしまう年もあります。花茎の高さは10-15cm程。直径2-3cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つけます。萼片は白色で8-13枚。花弁はありません。



ヒロハノアマナ(ユリ科 アマナ属)清瀬市中里緑地でまず最初に花が見られるのがヒロハノアマナです。清瀬市の林床には群生しますが、本州の関東〜近畿地方と四国に限られるとか、カタクリより希少植物です。花はアマナとよく似ていますが、違いはともに2本の線形葉がアマナより幅広く葉の中央に白い線が見られることです。

アマナ(ユリ科アマナ属)上のヒロハノアマナが開花すると間もなくアマナも開花。アマナは近隣の街でも林床だけでなく草原や川の土手にも咲いているのを見ます。葉は2枚、線形で長さ10-25cm、幅は5-10mmで葉の全体が緑色でヒロハノアマナと区別できます。(やっとつぼみを上げたアマナ)


3月17日に初めて花をつけたニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)深く裂けた根生葉を持つ。葉には、柄はなく群生します。多くは1本の茎から特徴的に2輪ずつ花茎が伸び、時には3輪のものもあります。
次々開花する早春植物はスプリング・エフェメラルと呼ばれます。


スミレでは先ず咲き出すのがアオイスミレ、花色は白に近いもの薄紫など。上弁は上に立ち、側弁は前側に突きだすように見えます。



植栽地のシュンランです(ラン科) 1株自然のシュンランでは見た事の無い花色です。たぶん園芸種。
キクザキリュウキンカ (キンポウゲ科キクザキリュウキンカ属)ヨウーロッパ原産
2月10日,乾ききった空堀川に生き物は見られず、残念な思いで見回る。ふと河床の砂地を見ると落ち葉と雑草の中に見慣れない大きな葉の1株を見つけました。

草丈は13㎝ 根生葉は7㎝、葉柄は11㎝。どんな花をつけるのか引きつけられます。

葉は緩やかに波打ち、浅い鋸歯があるようにも見られます。

2月20日に見に行くと14㎝ほどの直立した花径に大きなつぼみを1つつける。中に緑黄色の花弁がのぞき、リュウキンカに似るが解らない。清瀬にはヒメリュウキンカを林床で見たが、葉の大きさ、根生葉の葉柄の長さなどが明らかに違い大型。

2月26日 すでに花を咲かせていました。


花は光沢のある緑がかった黄色、花弁に見えるものはガク片で10枚あり、直径が5㎝と大きく見ごたえがあります。
山地の水辺に咲くリュウキンカと、花期・ガク片の数・大きさが違い全く新しいものに出会い、手持ちの図鑑や外来種を調べられる日本帰化植物写真図鑑はすでに古く掲載がない。
2月28日、リュウキンカの仲間らしいのですが何なのか知りたく、
日本植物友の会副会長 山田隆彦先生にお伺いし、以下のようにご指導を賜りました。
「写真では、はっきりしたことが申し上げられませんが、
少し抜いて見て、地下茎に紡錘形のものがあるかどうか見て下さい。リュウキンカにはありません。
ヨーロッパ原産のヒメリュウキンカとキクザキリュウキンカには紡錘形のものがあります。
Ylistという日本の植物をリスト(権威のあるリストです)にしたものがネットで見られますが、それには、ヒメリュウキンカはキクザキリュウキンカの別名扱いで2種は同一種としています。『日本帰化植物写真図鑑』では、両種を分けていて、キクザキリュウキンカ(Ficaria verna)は、大型で、葉の幅6~7cm、花の直径約4cmヒメリュウキンカ(Ficaria verna subsp. ficarioides)は、小形で、葉の幅2.5~3.5cm、花の径約2.5cmとあります。
なお、リュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)の葉の幅は7~15cm、花の径約2~3cmです。
恐らく、細かく分けるのであれば、キクザキリュウキンカと言われているものだと思います。」
山田 隆彦
山田隆彦先生ありがとう存じました。
その後のキクザキリュウキンカです。




3月8日、久しぶりの晴れ間に見に行くと、最初の花は終わり次の花径がいくつも立ち上がって、まだまだ花が楽しめます。外来種であることが少し残念です。



3月9日 昨日・今日の気温で開花が進みます。

草丈は13㎝ 根生葉は7㎝、葉柄は11㎝。どんな花をつけるのか引きつけられます。

葉は緩やかに波打ち、浅い鋸歯があるようにも見られます。

2月20日に見に行くと14㎝ほどの直立した花径に大きなつぼみを1つつける。中に緑黄色の花弁がのぞき、リュウキンカに似るが解らない。清瀬にはヒメリュウキンカを林床で見たが、葉の大きさ、根生葉の葉柄の長さなどが明らかに違い大型。

2月26日 すでに花を咲かせていました。


花は光沢のある緑がかった黄色、花弁に見えるものはガク片で10枚あり、直径が5㎝と大きく見ごたえがあります。
山地の水辺に咲くリュウキンカと、花期・ガク片の数・大きさが違い全く新しいものに出会い、手持ちの図鑑や外来種を調べられる日本帰化植物写真図鑑はすでに古く掲載がない。
2月28日、リュウキンカの仲間らしいのですが何なのか知りたく、
日本植物友の会副会長 山田隆彦先生にお伺いし、以下のようにご指導を賜りました。
「写真では、はっきりしたことが申し上げられませんが、
少し抜いて見て、地下茎に紡錘形のものがあるかどうか見て下さい。リュウキンカにはありません。
ヨーロッパ原産のヒメリュウキンカとキクザキリュウキンカには紡錘形のものがあります。
Ylistという日本の植物をリスト(権威のあるリストです)にしたものがネットで見られますが、それには、ヒメリュウキンカはキクザキリュウキンカの別名扱いで2種は同一種としています。『日本帰化植物写真図鑑』では、両種を分けていて、キクザキリュウキンカ(Ficaria verna)は、大型で、葉の幅6~7cm、花の直径約4cmヒメリュウキンカ(Ficaria verna subsp. ficarioides)は、小形で、葉の幅2.5~3.5cm、花の径約2.5cmとあります。
なお、リュウキンカ(Caltha palustris var. nipponica)の葉の幅は7~15cm、花の径約2~3cmです。
恐らく、細かく分けるのであれば、キクザキリュウキンカと言われているものだと思います。」
山田 隆彦
山田隆彦先生ありがとう存じました。
その後のキクザキリュウキンカです。




3月8日、久しぶりの晴れ間に見に行くと、最初の花は終わり次の花径がいくつも立ち上がって、まだまだ花が楽しめます。外来種であることが少し残念です。



3月9日 昨日・今日の気温で開花が進みます。
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