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淵の森の 「バーブ工」

柳瀬川・空堀川新合流点工事現場のほんの少し上流、淵の森で3月19日、天然護岸の浸食保護の為に「バーブ工」が施工されました。都合で参加できず見てきました。

施行の目的
埼玉県では、環境保全の観点から多自然川づくりを進めており、様々な工法を検証し、現場に適用していくこととしています。
柳瀬川の河畔林である「淵の森」は、貴重な自然環境を有していますが、柳瀬川の流れによって河岸の浸食が進んでいます。そこで、以前から「淵の森」の保全活動に取り組んできた「淵の森の会」と協働で河岸を保護するための施設(バーブ工)を設置するものです。
また、設置したバーブ工の効果を検証し、県内各地で行っている多自然川づくりに活かしていきます。
(県政ニュースから)


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もう3~4年前になるでしょうか、護岸の役割の1部を柳に託し、今泉氏の指導で皆で刺したネコヤナギ、強い流れにも負けずしっかりと生きています。

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人家の並ぶ近くや、西武池袋線の鉄橋および人道橋の近くは護岸されています。

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大きなケヤキの根も流水に洗われながら頑張っています。

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右岸水際に挿し木された柳も役割を果たしていました。

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これから様子を見ながら施工が続くとのこと、埼玉県の河川再生プランがいよいよ様々なところで形となって表れ、いい川づくりが行われてきています。

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いよいよ咲き始めました  早春の野草 お出かけください カタクリまつり   (東京都清瀬市)

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レンプクソウ(スイカズラ科 レンプクソウ属)
葉柄の先に5㎜程の、5つの緑色の花をつけることにより、別名をゴリンバナ。清瀬では柳瀬川に沿い見られるが、中里の群生地は河川工事により管理通路が予定され、コウヤワラビの群生と共に消えて行ってしまうのかもしれない。

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ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属)

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アズマイチゲ(キンポウゲ科)中里も野塩も今年は花数が少ない。

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希少種ヒロはノアマナ(ユリ科アマノ属) 花期の早いヒロハノアマナはもう花柄を伸ばし果実を実らせる時、遅れて咲いたいくつかがカタクリに混じって見られます。

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アマナ(ユリ科アマナ属) ヒロはアマナより遅れて咲き始めしばらくは楽しめます。

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春の日差しに誘われカタクリが咲き始めました。
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柵の中に敷き詰められたチップの中から花柄だけを出し大きな花をつけるスミレの仲間。

初めて見る ツクシスミレ(スミレ科)

柳瀬川の対岸は所沢市です。河畔林豊かな天然護岸の水際に、何とも可憐なスミレが咲いていました。見慣れたスミレと趣が違い、白い細毛を持ち、葉柄にはひれがあり他のスミレとは形を異にします。何度か水をくぐったのか、泥やごみで汚れています。この場はいつも湿っていて日当たりも良いとは言えません。でもここが性に合うのかかなりの株数を確認。
ここ天然護岸は大変植生が豊か、まさに自然遺産といえるほどこんな河川景観・河川環境は貴重。今このような河川環境を求めて川の再生事業が進んでいます。地元市民の思いを無視、自然護岸の水際を破壊するような工事は是非避けて欲しい。

このスミレ検索してゆくとツクシスミレに行き着き、まさかこの環境でツクシスミレ❣ と信じがたい思いでした。山田隆彦先生によりますと30年も前に関東で確認されているとか、驚きですが流れのほとりにあってもいいのかしら。

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ツクシスミレ 花は小輪で、ごく薄い紫色、上弁・側弁は後方へ反り、唇弁は短く紫条が入る。

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この株は芽出しが遅れたのかこれから地上茎を伸ばすようす、花つきがよく可憐。

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この群れはどれも、つぼみをつけた地上茎をのばし始めています。

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これから夏に向かい、たくましく変化してゆくのかと思います。

「万葉歌とめぐる野歩き植物ガイド」や「すみれ」等、野草図鑑の著者山田隆彦先生に確認をして頂き、下記ご説明を頂きました。


このスミレは「ツクシスミレ」です。
鹿児島、長崎、熊本、沖縄の一部の地域に分布しているスミレです。
私が最初にこのスミレに会ったのは沖縄でしたが、鹿児島県の城山には多く、写真を何回か撮りに行っています。
約30年前に多磨霊園で見られてから、小石川植物園、牧野記念館、最近は葉山の散策路や町田のエビネ園など各地で見られるようになってきました。
植木について来たと思われますが、葉山などは自然の散策路にありますので、どうしてそこにあるのか不思議です。野鳥が関係しているのかも知れません。
花の中心部が黄色く色づき、花期も長く、きれいなスミレです。花期の終わりごろになると、地上茎が伸びて、姿が悪くなります。

帰化植物のコゴメイヌノフグリが爆発的に増えだしているようですね。小石川植物園でしか、長く見ていなかったのですが、7年ほど前から、我が家の周辺で見られようになり、今年は、あちらこちらで花をつけています」


山田隆彦先生 ありがとう存じました。


空堀川の清掃 (カタクリが咲き始めました)

桜の花の便りが聞こえ始めました。清瀬市ではカタクリの花がほころび始めています。
暖かな日はたくさんの方がきよせを散策にいらっしゃいます。
毎年早春植物の開花に合わせて、川づくり・清瀬の会は皆様を気持ちよくお迎えするために空堀川の清掃を行います。河川の中にもまた、ヨモギ・ノカンゾウ・ヤブカンゾウ・セリ・イヌトウバナ・メハジキ等々の芽出しで柔らかなみどりで飾られます


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河川内は外来種・園芸種逸出の植物園、オニユリや時には美しいバラの花も見られます。

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お疲れさまでした。

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空堀川に沿う、カタクリの咲く斜面林、今年から散策路の杭は腐る事のない人口杭に変わります。
カタクリまつりまでには完了します。



きよせ中里花だより

昨日・今日の暖かさ、カタクリの花もちらほら、一面の花にはまだ早いようです。

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つぼみを持つ アマナ(ユリ科)

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この暖かさでたくさんのつぼみを上げた カタクリ(ユリ科)

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開き始めた ニリンソウ(キンポウゲ科)花弁のような白いがく片が様々で面白い 
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ヤマエンゴサク(ケシ科)もジロボウエンゴサクに続いて芽だし。

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ヒメニラ(ユリ科)の花ももう少しです。(雌雄異株)

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ニリンソウ・イチリンソウ・アズマイチゲの混生

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イチリンソウの群生 花はもう少し先です

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この頃目立つようになりました、一足早く咲く河津桜、ファンが多いのでしょうね。

ついに清瀬市で出会う 「コゴメイヌノフグリ」(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属)

3月15日 柳瀬川清瀬橋下流、護岸の間に生える「コゴメイヌノフグリ」に合う。
今の季節、瑠璃色の「オオイヌノフグリ」が美しいとき。少し小ぶりの白い花をつける「ココメイヌノフグリ」はよく似ていて見過ごしてしまう。すでに数株が見られ清瀬への侵入は今年初めてではない様子。人に踏まれたものは丈も短く花数も少ない。
帰化植物写真図鑑には掲載がないが、他の方のホームページによると、「原産地は地中海沿岸地方。 種子が意識的に日本に運ばれ、時を得て逸出して繁殖」とあります。


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茎は基部で分岐し、四方に這い広がる。茎の長いものは20㎝を超え、花は枝先にオオイヌノフグリよりひとまわり小さく5~6㎜、白色がよく目立つ。 茎の下部につく葉は対生、上部は互生で少し密。

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葉には短い柄があって、縁には粗い鋸歯、茎と葉に白毛が目立つ。

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花冠はオオイヌノフグリ同様、深く4裂の合弁花が各枝先に1つ見える。

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枝や葉はオオイヌノフグリほど密ではなく、花もまばらに見えるが個体差があるのだろうか。

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オオイヌノフグリと同じような環境にこれから繁殖共生して行くのか観察が必要。

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近くに咲くオオイヌノフグリ、どちらも外来種。

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オオイヌノフグリの花冠は、長い花柄の先に青色で濃い筋があり、1枚は小さめで白っぽい。陽だまりでは2月下旬から見られる。コゴメイヌノフグリも花期は同じ様子。

きよせ中里花だより

いつの間にかシジュウカラの「ツツピー ツツピー」が聞かれます。冷たい風が吹いても自然は確実に春に向かっています。 
林床には、セントウソウ(セリ科) ニリンソウ(キンポウゲ科) カタクリ(ユリ科)の葉の芽出しがたくさん見らえます。

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カタクリの芽出しです。 今はつぼみを持たない1枚だけの葉が出ています。花芽を出しても大丈夫の気温になると2枚の葉に包まれて花芽が出てきます。丁度ソメイヨシノの開花と同じころです。

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カタクリよりも少し早く開花する、ヒロはノアマナ(ユリ科 )です。カタクリよりも貴重種です。

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他にも多くあるアマナ(ユリ科)によく似る多年草ですが、ヒロハノアマナの葉はアマナよりも短く10~15㎝、幅は広く中央脈が広い白色で見分けられます。

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水辺にはガマガエルが出てきてにぎやかです。空堀川の湧水にも間もなくたくさんの紐状卵が見られます。

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3月28日から清瀬市はカタクリまつりです。気持ちよく散策できますよう空堀川の清掃を行います。どなたでもご参加ください。
日 時:3月14日(土) 9:30 からです
集 合:梅坂橋親水階段前 
 河床の清掃です、長靴をご用意ください。 軍手などその他は会で用意いたします。
 詳細は、川づくり・清瀬の会のHPをご覧ください