清瀬中里秋だより (雑木林の宝石を探して)
雑木林や水辺を散策、静かな秋を体感します

都市河川には少なくなってしまった、天然護岸の柳瀬川 たまらなくこんな景色に惹かれます。

かつての柳瀬川の面影を残す流れです


縋れたシオデ(ユリ科シオデ属) 種子はまるで珊瑚です

フェンスを彩るオニドコロ(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)

様々なつる草が絡むフェンスは新緑→花→果実→紅葉と林を一層引き立てます。

下草を刈ってゆくと笹の下にひっそりとオモトが素晴らしい果実をつけていました。これは園芸種の逸出。美しいはずです。

ナンテン これ野鳥が種子を運んだのでしょう。

ヤブラン(ユリ科ヤブラン属)夏に紫の花を付け、秋艶やかな光沢のある実をつけます。

キチジョウソウ(ユリ科キチジョウソウ属)花の少ない秋、30cm程の広線形の葉の根元に10cm程の花茎に穂状に花をつけます。
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
ウバユリ(ユリ科)7月に花を付け、今種子を風で飛ばしています

庭木に多いユズリハ(トウダイグサ科)分枝が少なく、一年を通して葉柄が赤みを帯びます。

旧空掘川跡地利用の緑道です

都市河川には少なくなってしまった、天然護岸の柳瀬川 たまらなくこんな景色に惹かれます。

かつての柳瀬川の面影を残す流れです



縋れたシオデ(ユリ科シオデ属) 種子はまるで珊瑚です

フェンスを彩るオニドコロ(ヤマノイモ科ヤマノイモ属)

様々なつる草が絡むフェンスは新緑→花→果実→紅葉と林を一層引き立てます。

下草を刈ってゆくと笹の下にひっそりとオモトが素晴らしい果実をつけていました。これは園芸種の逸出。美しいはずです。

ナンテン これ野鳥が種子を運んだのでしょう。

ヤブラン(ユリ科ヤブラン属)夏に紫の花を付け、秋艶やかな光沢のある実をつけます。


キチジョウソウ(ユリ科キチジョウソウ属)花の少ない秋、30cm程の広線形の葉の根元に10cm程の花茎に穂状に花をつけます。

ヒヨドリジョウゴ(ナス科)


ウバユリ(ユリ科)7月に花を付け、今種子を風で飛ばしています


庭木に多いユズリハ(トウダイグサ科)分枝が少なく、一年を通して葉柄が赤みを帯びます。

旧空掘川跡地利用の緑道です
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空掘川の生きもの
11月中旬、空掘川の植生調査をしていると、様々な虫にも出会います。


河川管理者に維持管理していただくためのマーキングです。この中には、自然観察に必要な、イヌトウバナ・メハジキ・ドクダミ・キツネノボタン・スミレの類、ノカンゾウ・ヤブカンゾウ等や来春を待つものが多い。


5年ほど前から河床に生える 中国原産のショウヨウハンゲ(サトイモか科)長い事名前が判らずにいましたが、やっと明薬大の由来の植物とわかり、明薬大のHPに詳細が記載されています。
在来のテンナンショウの仲間と違い11月に入ってもまだ果実を稔らせています。
多くの実を早くから遅くまで付け、繁殖は旺盛に見えますが、ここではあまり増えません。このまま続くのか、消滅に向かうのか様子を見るために保護を致します。

メハジキの芽出し。数年前空掘川上流東村山市の河床で数本ほどのメハジキが神山様により確認された後、遅れて清瀬に発芽、花を咲かせて以来、少しづつ増えています。清瀬で新しい植物を見つけたときは、必ず上流に問い合わせると、河川敷きに限りハタケニラなど頷けるものが多々あります。(右)セリの群生

ヨメナ(キク科)セイバンモロコシを刈り取ると、その効果か増えてきました。(右)シロノセンダングサの頭花

澪筋を守るツルヨシ(イネ科) 6年位前親水階段前の水際に、河川管理者・みどりと公園課の応援も得て、移植したものがしっかり根付き、水衝部の洗屈を守り、小魚等の棲みかです。

エサキモンキツノカメムシ ハート型の紋章が目立ちます。


流れ際のコムラサキの枝につく ミノムシ 枯れた草の茎など、様々な形に着けて包まれ、面白い。

水際のコンクリに止まる ミヤマアカネとクモ

護岸の上から下がるシャボテンの仲間。赤い実を沢山つけています。中は美しい紫赤。美味しそうに見えますが、細い金色のとげを沢山つけてい、味見などしようものなら刺されます。

並んで多肉質の植物。花の重なりのようです。

残念な事に雨水口から家庭の雑廃水が流入。(野塩橋上流)
流れのないときは、ここに溜まって地下浸透。こんな所が放射線量の他より高いところでしょうか? すぐにでも下水管につないで欲しいです。


河川管理者に維持管理していただくためのマーキングです。この中には、自然観察に必要な、イヌトウバナ・メハジキ・ドクダミ・キツネノボタン・スミレの類、ノカンゾウ・ヤブカンゾウ等や来春を待つものが多い。


5年ほど前から河床に生える 中国原産のショウヨウハンゲ(サトイモか科)長い事名前が判らずにいましたが、やっと明薬大の由来の植物とわかり、明薬大のHPに詳細が記載されています。
在来のテンナンショウの仲間と違い11月に入ってもまだ果実を稔らせています。
多くの実を早くから遅くまで付け、繁殖は旺盛に見えますが、ここではあまり増えません。このまま続くのか、消滅に向かうのか様子を見るために保護を致します。


メハジキの芽出し。数年前空掘川上流東村山市の河床で数本ほどのメハジキが神山様により確認された後、遅れて清瀬に発芽、花を咲かせて以来、少しづつ増えています。清瀬で新しい植物を見つけたときは、必ず上流に問い合わせると、河川敷きに限りハタケニラなど頷けるものが多々あります。(右)セリの群生


ヨメナ(キク科)セイバンモロコシを刈り取ると、その効果か増えてきました。(右)シロノセンダングサの頭花

澪筋を守るツルヨシ(イネ科) 6年位前親水階段前の水際に、河川管理者・みどりと公園課の応援も得て、移植したものがしっかり根付き、水衝部の洗屈を守り、小魚等の棲みかです。

エサキモンキツノカメムシ ハート型の紋章が目立ちます。



流れ際のコムラサキの枝につく ミノムシ 枯れた草の茎など、様々な形に着けて包まれ、面白い。

水際のコンクリに止まる ミヤマアカネとクモ


護岸の上から下がるシャボテンの仲間。赤い実を沢山つけています。中は美しい紫赤。美味しそうに見えますが、細い金色のとげを沢山つけてい、味見などしようものなら刺されます。

並んで多肉質の植物。花の重なりのようです。

残念な事に雨水口から家庭の雑廃水が流入。(野塩橋上流)
流れのないときは、ここに溜まって地下浸透。こんな所が放射線量の他より高いところでしょうか? すぐにでも下水管につないで欲しいです。
柳瀬川に沿う崖線の開発
武蔵野台地の谷間、柳瀬川に沿う崖線は、かつてより大変植草の豊かなところです。多くは農家の住宅の裏に位置しますが、近年斜面地でも宅地化できる技術が進み、数箇所住宅が出来ています。
ここも、孟宗竹林が切り払われ、残念ですが造成されています。

右側のクヌギと竹の混生林は、イチリンソウ・ニリンソウ・カタクリの群生地。地主さんによってしっかり手入れがされ、豊かな植生が維持されています。

左側からつながる斜面林ですので、その間の細道は切通しの様な通るのが楽しみな坂道でした。
春は鶯やカッコウの囀り、又逃げ出したインコが群れて雨の後など水溜りで姿が見られる緑地です。

斜面地前の草むらに咲く キクニガナ(別名:チコリ キク科) 種子が小鳥の餌に混じるのか,しばしば見ることが出来ます。外来種多年草
ここも、孟宗竹林が切り払われ、残念ですが造成されています。

右側のクヌギと竹の混生林は、イチリンソウ・ニリンソウ・カタクリの群生地。地主さんによってしっかり手入れがされ、豊かな植生が維持されています。

左側からつながる斜面林ですので、その間の細道は切通しの様な通るのが楽しみな坂道でした。
春は鶯やカッコウの囀り、又逃げ出したインコが群れて雨の後など水溜りで姿が見られる緑地です。

斜面地前の草むらに咲く キクニガナ(別名:チコリ キク科) 種子が小鳥の餌に混じるのか,しばしば見ることが出来ます。外来種多年草
野塩崖線市有林の秋
気温は高くても,晩秋の林は花の彩から紅葉の美しさに変わります。
孟宗竹林を切り開き、雑木林を目指して四年目、ムクノキ・エノキ・ケヤキ・ニワトコ・ムラサキシキブ等、実生木も,高木は3mを越え、樹木の選定と間隔を考えた林造りの時が来た様に思います。
1年目の苗木で植栽したクヌギ・コナラも何度か管理時、切られましたが、萌芽し1mを越えて育っています。
これまでは、ひたすら一面に生える竹林の後に出てくる笹状の竹、アカメガシワやタラノキ、クズ退治をしてきましたが、樹高が高くなると、ヤクシソウ・ノガリヤスなど草本は、縁の日当たりの良いところに群生します。
早春植物から、一年を通して野草の楽しめる斜面林です。



市内には、数箇所しか見られない、ヤクシソウ(キク科〕の群生

市有林の縁に見られるヒヨドリジョウゴ(ナス科) 野鳥にとっておいしくないのか秋き遅くまで残ります。

つる植物 シオデ(ユリ科 シオデ属〕雌雄異株 夏に淡黄緑色の花をつける多年草。

ムラサキシキブ(クマツヅラ科)

実生して3年目から実をつけ始めた、ゴンズイ(ミツバウツギ科)

今春芽生えた ナンキンハゼ(トウダイグサ科) 近くの第四小学校に成木が数本あるためか、近辺にはかなりの芽生えが見られます。成長が早く、紅葉の美しい樹です。

カンアオイの仲間 イヌザクラの老木の根方に。 イカリソウの葉も虫に食われる事もなくしっかり残ります。
孟宗竹林を切り開き、雑木林を目指して四年目、ムクノキ・エノキ・ケヤキ・ニワトコ・ムラサキシキブ等、実生木も,高木は3mを越え、樹木の選定と間隔を考えた林造りの時が来た様に思います。
1年目の苗木で植栽したクヌギ・コナラも何度か管理時、切られましたが、萌芽し1mを越えて育っています。
これまでは、ひたすら一面に生える竹林の後に出てくる笹状の竹、アカメガシワやタラノキ、クズ退治をしてきましたが、樹高が高くなると、ヤクシソウ・ノガリヤスなど草本は、縁の日当たりの良いところに群生します。
早春植物から、一年を通して野草の楽しめる斜面林です。



市内には、数箇所しか見られない、ヤクシソウ(キク科〕の群生

市有林の縁に見られるヒヨドリジョウゴ(ナス科) 野鳥にとっておいしくないのか秋き遅くまで残ります。

つる植物 シオデ(ユリ科 シオデ属〕雌雄異株 夏に淡黄緑色の花をつける多年草。

ムラサキシキブ(クマツヅラ科)

実生して3年目から実をつけ始めた、ゴンズイ(ミツバウツギ科)

今春芽生えた ナンキンハゼ(トウダイグサ科) 近くの第四小学校に成木が数本あるためか、近辺にはかなりの芽生えが見られます。成長が早く、紅葉の美しい樹です。


カンアオイの仲間 イヌザクラの老木の根方に。 イカリソウの葉も虫に食われる事もなくしっかり残ります。
智光山公園 散策
何年ぶりかで狭山市駅に降り立つ。お店がないと困ると思いお弁当持参。とんでもない、ものすごく近代化した駅ターミナル。広々とした駅構内には多くのレストランやお店が並び、多目的に使えるロビーや喫茶店。
終点智光山を目指して西口からバスに乗る。入間七夕通りがあり、盛大な七夕祭りは有名とのこと、清瀬市から遠い街でもないのに…、お茶畑のイメージが一変する。

総面積53.8ヘクタール、大規模な都市公園です。武蔵野のおもかげをそのままに、菖蒲園や池、小川の流れなど水辺とみどりの多彩な公園でした。草本・木本共に花の少ない季節、ハンカチノキの大木はしっかりと保護され丸い果実をつけていました。
バスを降りるとお茶の木(チャ ツバキ科)が花と実を付け、来場者を迎えています。 (右)ウメモドキ

初めて出会う ミヤマガンショウ(深山含笑)中国原産のモクレン科オガタマノキ属の樹名版が付く常緑樹。葉は革質で長楕円形。コブシに少し似たような赤い果実を付けています。右は、来春の花芽でしょうか? 花の頃どうしても見に来なくては。

草原に僅かに咲く ノハラアザミ(キク科) 大きな根生葉がマダ残ります。 (右)菖蒲田に群生する コミカンソウ(トウダイグサ科)に付く背に黒線を持つ1.5cm程の小さな毛虫、何の幼虫でしょう?

明るい林床には、ミドリヒメワラビ、イヌワラビ(イワデンダ科メシダ属)株立ちをするヘビノネコザ(イワデンダ科メシダ属)
左:(ヒメシダ科)背の高いハリガネワラビ
散策路に沿ってウメモドキの赤い実や、ヤクシソウなどが見られ、流れにはヤブソテツの仲間が彩ります。
花盛りの春の智光山を来春は楽しみきっともう一度行きます。
終点智光山を目指して西口からバスに乗る。入間七夕通りがあり、盛大な七夕祭りは有名とのこと、清瀬市から遠い街でもないのに…、お茶畑のイメージが一変する。

総面積53.8ヘクタール、大規模な都市公園です。武蔵野のおもかげをそのままに、菖蒲園や池、小川の流れなど水辺とみどりの多彩な公園でした。草本・木本共に花の少ない季節、ハンカチノキの大木はしっかりと保護され丸い果実をつけていました。


バスを降りるとお茶の木(チャ ツバキ科)が花と実を付け、来場者を迎えています。 (右)ウメモドキ


初めて出会う ミヤマガンショウ(深山含笑)中国原産のモクレン科オガタマノキ属の樹名版が付く常緑樹。葉は革質で長楕円形。コブシに少し似たような赤い果実を付けています。右は、来春の花芽でしょうか? 花の頃どうしても見に来なくては。


草原に僅かに咲く ノハラアザミ(キク科) 大きな根生葉がマダ残ります。 (右)菖蒲田に群生する コミカンソウ(トウダイグサ科)に付く背に黒線を持つ1.5cm程の小さな毛虫、何の幼虫でしょう?


明るい林床には、ミドリヒメワラビ、イヌワラビ(イワデンダ科メシダ属)株立ちをするヘビノネコザ(イワデンダ科メシダ属)
左:(ヒメシダ科)背の高いハリガネワラビ
散策路に沿ってウメモドキの赤い実や、ヤクシソウなどが見られ、流れにはヤブソテツの仲間が彩ります。
花盛りの春の智光山を来春は楽しみきっともう一度行きます。
空掘川 河川の清掃 (川づくり・清瀬の会)
10月27日(日)このところの雨で流量も多く、ほとんどが湧水 CODは0に近い。10月も末だというのに動けば汗ばむような暖かさ。清流を見ながらの作業は心地よい。

毎日のようにこのゴイサギは、ここ落差工で流れ下る魚を狙う。

どの水抜き穴からも豊かな湧水がでています。

四季を通してこの流れが見られると良いのですが、乾季は瀬切れの空掘川です。




河床内の桑にまといつくごみを、丁寧に外して下さいます。


ミゾソバ・イヌタデ・ハナタデ(タデ科)、ヨメナ、と共に咲く、クコの花(ナス科)
30日は4小2年生の河川観察。匂いのする葉、ショウブ・ドクダミ・ヨモギ・セリ・カラシナなど見つけることができます。


水際で洗屈を守るイヌビワ(クワ科イチジク属 )の果実。雌雄異株。

いつもお忙しい中を川掃除にご参加くださいますメンバーさんです。有難うございます。
11月10日(日)は、市内一斉清掃です。川づくり・清瀬の会は柳瀬川の清掃を行います。集合:清瀬下宿市民センター玄関前 9;00 です。ゴミバサミ・ごみ袋など市で用意いたします。カモなど水鳥やジョウビタキ・モズなど冬鳥も観察できます。どうぞご参加ください。
11月9日は 清瀬ふれあいまつり が清瀬市コミュニティプラザ ひまわり で行われます。川づくり・清瀬の会は、柳瀬川の魚展示を行います。無料シャトルバスも清瀬駅から出る予定です。主催は、清瀬社会福祉協議会 詳しくは清瀬社会福祉協議会のホームページをご参照ください。ご来場をお待ちしています。

毎日のようにこのゴイサギは、ここ落差工で流れ下る魚を狙う。

どの水抜き穴からも豊かな湧水がでています。

四季を通してこの流れが見られると良いのですが、乾季は瀬切れの空掘川です。








河床内の桑にまといつくごみを、丁寧に外して下さいます。



ミゾソバ・イヌタデ・ハナタデ(タデ科)、ヨメナ、と共に咲く、クコの花(ナス科)
30日は4小2年生の河川観察。匂いのする葉、ショウブ・ドクダミ・ヨモギ・セリ・カラシナなど見つけることができます。




水際で洗屈を守るイヌビワ(クワ科イチジク属 )の果実。雌雄異株。

いつもお忙しい中を川掃除にご参加くださいますメンバーさんです。有難うございます。
11月10日(日)は、市内一斉清掃です。川づくり・清瀬の会は柳瀬川の清掃を行います。集合:清瀬下宿市民センター玄関前 9;00 です。ゴミバサミ・ごみ袋など市で用意いたします。カモなど水鳥やジョウビタキ・モズなど冬鳥も観察できます。どうぞご参加ください。
11月9日は 清瀬ふれあいまつり が清瀬市コミュニティプラザ ひまわり で行われます。川づくり・清瀬の会は、柳瀬川の魚展示を行います。無料シャトルバスも清瀬駅から出る予定です。主催は、清瀬社会福祉協議会 詳しくは清瀬社会福祉協議会のホームページをご参照ください。ご来場をお待ちしています。
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