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旧家 町田家のお蔵とケヤキ  (清瀬市中里)

深い屋敷林に囲まれ、広い敷地を持つ農家さんは、何度尋ねて散策しても新しい発見があり面白い。
母屋を中心に、重々しい扉の奥に 「古の宝物がいっぱいありそうな?」 と夢を描きたてる白壁の蔵。
その横には、太い梁で支えられた古びた納屋があり、昭和20年の終戦まで、仕切って、都心からの疎開者を受け入れたという。 今は、土間に懐かしい農具もあり、猛暑日であっても1歩入るとひんやりと涼しい。
新しい作業のための建物には、トラックや近代的な農器具が並び、その裏には幹回り4m近いケヤキが美しい樹形を保つ。
屋敷林の中には、雑木林とは又違う植生も見られ、市内ではすでに見られないものが残され興味が尽きない。
開発から守られたこの貴重な農家の文化資産を、日本は次世代にどう残して行くのだろう


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戦争時、樹木も太い幹回りのものはどの農家さんも、船の材として、又鉄砲の材として供出させられ伐採されている。古木の松は松根油を取るために掘られ姿を消し、それがなければ清瀬市にはどれだけ多くの巨木・名木が今に残ったことだろう。戦争の被害は命持つ者すべてに及ぶ。
このケヤキは幹回りが供出に満たないケヤキ、それから65年、立派な風格を持ち、根方にはほらがあり、神がまつられその前にはしめ縄も見られる、町田家の御神木です。




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